貸株のメリット・デメリットをまとめます。
*貸株とは
貸金料(貸株金利)を受取れる仕組みです。
(保有株式を証券会社に貸す)
*メリット
・貸株金利を毎月受取れる
・配当金、株主優待も得れる
*デメリット
・長期保有優遇が受けられないこと
・配当金が「配当金相当額」になること
*配当金相当額とは
税区分上「雑所得」で総合課税の対象。
詳細を説明します。
一番分かりやすいメリットは、
毎月貸株金利を受取れること=不労所得
になることだと思います。
また「優待と貸株どちらを優先するか?」を選べますので、
株主優待の権利確定も毎回問題なくできます。
デメリットとしましては、
株主優待の権利更新は可能ですが、長期優待を受けることはできません。
(権利確定時以外、証券会社に貸している=保有していない)
また税制上のデメリットは、
貸株金利は雑所得=配当控除の対象ではないので、
年間20万円を超えると課税対象となります。
「貸株を利用するかしないか?」の判断基準は、
「貸株料」と「株価下落による損失」どちらが大きいか?だと思います。
ひとつ実際の銘柄でシミュレーションしてみます。
*Appbank(6177)の場合
・貸株金利=年20%
・株価=3,485円(2015年11月16日現在)
(保有している100株を貸株した場合)
・3,485円×100株×20%÷356日×30日間=5,729円
(1ヶ月で得れる貸株料)
5729円「>」1ヶ月の株価下落による損失金額
の場合、貸株サービスは有効だと思います。
*おすすめの証券口座
SBI証券です。
・取扱数1位
・最高金利の上限なし
・1%以上の金利銘柄数・業界最高峰
・20%以上の金利銘柄もあり
・信用口座を持っていても可能
・いつでも売却できる
・株主優待も逃さない
・夜間取引はSBI証券だけ
(1%以上のプレミアム金利銘柄数)(2015年11月16日現在)
(金利が高い銘柄の多さはネット証券トップクラス)
(夜間取引のメリット)
1.朝8:20〜深夜23:59
(通常の株取引は平日9:00〜11:30、12:30〜15:00まで)
2.手数料約5%OFF(取引所より)
3.3500銘柄以上(国内株式)
SBI証券のネット口座開設は「EXPRESS口座開設」ですので、
最短即日口座開設も可能です。
詳細はこちらの公式サイトもご参考ください。
金利が高い間は貸株サービスを利用して、
売買利益、配当金、株主優待、IPO以外の不労所得
を得ることも生活のプラスになると思います。